けがをしても強い内村と安定感を増した野々村 第68回全日本選手権 予選結果

第68回全日本選手権の予選が終わりました。
いよいよ本格的にシーズン開幕です!

まず、今大会の概要をおさらいします。

【大会概要】
個人日本一を決定する大会。また、第45回世界体操競技選手権大会と第17回アジア競技大会の第二次選考競技会を兼ねている。
今回、男子と女子の予選の日程を分け、金曜日から競技開催。土曜日は、男子初の試みとなる、男子個人予選に出場しない選手のために7月の全日本種目別予選に出場するための「トライアル」を実施する。
全日本個人総合の順位は、男子が今大会2日間の成績合計で、女子が今大会2日目のみの成績で決定。
第53回NHK杯(6月7~8日・代々木第一)へは今大会2日目に出場した男子36名、女子24名が進出する。。

引用元: 第68回全日本体操競技選手権大会 – 日本体操協会 | Japan Gymnastics Association.

まとめると、

  • 世界選手権の予選を兼ねているので、出場を狙う選手はここで良い成績を残すことが必要
  • 男子は決勝には上位36名が進むことになっていて、その36名がそのままNHK杯にも進む
  • 予選と決勝の合計で順位を決めるので、各選手は予選から得点を狙っていく展開になる

ということですね。

それを踏まえて、予選の結果はこちらです。

第68回全日本体操個人総合予選結果

1位 内村航平 90.900
2位 野々村 笙吾  90.350
3位 神本 雄也  88.600

加藤 凌平は88.550で4位。
白井 健三は86.150で20位となっています。

世界選手権あん馬の金メダリスト亀山 耕平は、そのあん馬で落下。
鉄棒でも落下があり、81.000で59位となり、決勝には進めませんでした。

亀山の場合は、種目別枠での出場を狙うことになるので、本番は7月の種目別選手権になると思います。

野々村は平均が15.058という抜群の安定感。
オールラウンダーとして、着実に進歩していますね。

内村は、前日の会場練習の平行棒で肩の筋肉を痛めています。
それをかばいながらの演技だったようで、平行棒のマクーツで停滞が出たり、鉄棒の降り技も先日のワールドカップで見せたフェドルチェンコではなく、新月面に戻していますが、それでこの得点は見事です。

今までにも、どこか痛めながらの試合も経験してきているのが活きているのでしょう。

個人的には予選で8位に入った清風高校の千葉健太に注目しています。
以前に見たときは、イガグリ頭あん馬を軽快に回る姿で目立っていましたが、髪型はどうなっているのでしょうか。

明日の決勝は会場で観戦します!

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