コナミの植松が全日本団体・種目別選手権で復帰

今年4月に靭帯断裂の大けがを負っていたコナミの植松鉱治(25)が、11/4~6に開催される全日本団体・種目別選手権で復帰するそうです。

[体操]打倒中国へ!植松11月・全日本選手権で復帰:ニュース:スポーツ:スポーツ報知大阪版.

靭帯断裂という大ケガだったので、今シーズン中の復帰は難しいと思われていましたが、驚異の回復力で間に合ったようです。

昨シーズンあたりから力を伸ばしてきていて、2010世界選手権ロッテルダム大会では個人総合8位という好成績を残しています。

中でも鉄棒はG難度の伸身コールマン(カッシーナ)を含む、日本選手の中では最高クラスのD得点7.4の演技構成を持っており、日本の武器になるはずです。

半年以上試合から遠ざかっていたので、まずは試合勘を取り戻すところからですが、植松本人としても、ロンドン五輪に向けて自分の存在をアピールしておきたいでしょうから、モチベーションも高いと思います。

これでロンドン五輪の代表争いもまた激しさを増してきますね。

個人的には団体での打倒中国に必要な最後のピースではないかと思っているので、期待したいです。

ロンドン五輪の体操男女代表はNHK杯で決定

ロンドンオリンピックの男女代表選手は、来年5月のNHK杯で決定するそうです。

スポーツナビ | その他 | 体操 | ニュース|来年5月5、6日にN杯 体操男女の五輪代表決定.
NHK杯は現在男子が内村の3連覇、女子は鶴見が3連覇しています。

この2人が優勝候補であることは間違いないでしょう。
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世界体操2011: 男子個人総合決勝 無敵の王者と同い年のライバル

種目別決勝も終わり、世界体操2011が終わってしまいました。
すでにかなり前のことのようですが、男子個人総合決勝を会場で観戦したので、その感想など。

■素晴らしかった会場の雰囲気
団体の決勝はものすごく緊迫した空気で、日本チームの演技を会場中が緊張して見守るという感じでしたが、個人総合はどの選手でもよい演技が出れば歓声が上がり、演技終了時には惜しみない拍手が送られていて、とてもよい雰囲気でした。

この日のポイントは何と言っても内村が3連覇を達成できるか。
そして山室がメダルを取れるか。
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世界体操2011:男子団体決勝 何かが欠けていた日本。再認識させられた中国の強さ。 

男子団体決勝が終わりました。
すでに多くの報道でご存知の方も多いと思いますが、日本は中国と2.068点差の銀メダル。

今回会場(アリーナ席の最前列!)で観戦したので、会場で気づいたことなど交えつつ。

前半の床から4種目目の跳馬までの流れはほぼ理想通り。
会場は完全なホーム状態で、日本選手の演技には大きな歓声と拍手が送られていました。
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当ブログがyahooトピックスに掲載されました!

アクセスログを見ていて、突然増えていたので、なんだろうと思っていろいろ調べていたら、Yahooトピックスに関連リンクとして掲載されていました。

体操のバックナンバー – Yahoo!ニュース.

●証拠画像

毎日新聞、時事通信と並んで掲載されてて、ちょっとビビります。

リンクされていた記事はこちらです。
世界体操2011 見どころ(団体決勝) | Artistic Gymnastics INFO -体操競技ファンのための体操情報ブログ-.

あんまり下手なこと書けませんね(笑)

世界体操2011 男子予選:不調のエースと、影のMVP

男子の予選がついに始まりました。

今回の世界体操で33年ぶりの金メダルを目指す日本としては、決勝を休憩が多い有利なローテーションで回るために、1位をとることが優先最課題となっています。
最大のライバル中国は明日の演技なので、高得点を叩き出して、少しでもプレッシャーをかけたいところ。

しかし、世界大会の重圧なのか、開催国のチャンピオンとして広報活動をたくさんこなしたせいなのか、内村の表情に覇気がないように感じられて気になっていました。
そして案の定というか予想外のアクシデントがいくつも起きました。
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世界体操2011 女子予選:祝!女子団体 五輪出場権獲得!

女子代表が予選を5位で通過し、ロンドンオリンピック出場権を獲得しました。
ホントにドラマティックな展開でしたね。

跳馬のウォーミングアップ中に飯塚が怪我をしてしまうというアクシデントがあり、間違いなく動揺はあったんでしょうが、直後に1番目に跳んだ新竹が、動揺を全く感じさせない跳躍で驚きました。

世界大会の経験の多さからとは思いますが、各種目で1番手に演技をしている新竹の精神力はすさまじいものがありますね。
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世界体操2011 見どころ(個人総合決勝)

■個人総合決勝(女子10/13 男子10/14)
これは内村の3連覇を期待しましょう。
というか、もはやどのぐらい差をつけて勝ってくれるのかというぐらいだと思います。
それほど今の内村は充実していますよね。

まず間違いなく第一ローテーションに入ってくると思うので、得意の床でまず高得点を出して波に乗り、北京オリンピックでの落下で苦手だと思われているけど実は得意というあん馬で差を広げ、つり輪で順位をキープ。

ヨー2を跳ぶ跳馬と平行棒でさらに点差を広げ、鉄棒で着地を決めて優勝!
という流れが見たいですね。

上位争いは、ドイツのフィリップ・ボイ、アメリカのジョナサン・ホートン、中国ルー・ポウあたりでしょうか。

田中和仁も出来次第で上位に食い込んでくるのではと思います。

女子は鶴見に期待したいです。
2009年の個人総合で3位に入っていますし、昨年はスランプ気味でしたが、今年は安定感もかなりあるので、地の利を生かして上位入賞を狙ってほしいですね。