内村が平行棒で金メダルを獲得!鉄棒でも銅メダル!-世界体操2013

内村が種目別平行棒で15.666をマークし、中国のリン・チャオパンと同点の金メダルとなりました。
個人総合に続いて2つ目の金メダルです!

予選の演技よりD得点を上げて、狙ってきましたね。

平行棒の結果はこちら

平行棒は田中和仁が日本のスペシャリストですが、今回は肩の痛みがあって予選落ちとなっていました。
その気持ちもくんで狙っていったのではないかと思います。

そして鉄棒でも15.633で銅メダルを獲得!
うーん、スゴイ!

結果はこちら

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17歳白井がゆかの種目別で金メダル! あん馬では亀山が金メダル! -世界体操2013

白井健三が、世界体操2013の種目別ゆかの決勝で、見事に「シライ(後方伸身宙返り4回ひねり)」を成功させ、16.000(D得点:7.400 E得点:8.600)をマークし、金メダルに輝きました!
内村は銅メダルを獲得!

あん馬でも亀山耕平が金メダル!

日本勢がメダルラッシュです!

17歳白井が金メダル 日本勢で最年少 世界体操ゆか (朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュース.

白井は予選で16.233(D得点:7.400  E得点:8.833) をマークしていたので、E得点が少し下がった形ですが、見事です!

D得点7.400はダントツ。
演技を見ていても、ひねりのスピードがほかの選手と全く違いましたね。
うーん、スゴイ。
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内村航平 世界選手権 前人未到の個人総合4連覇!加藤とワン・ツーフィニッシュ! -世界体操2013

内村が、世界体操で前人未到の個人総合4連覇を達成!

予選3位で決勝に進んだ加藤も、見事に2位になり、日本勢のワン・ツーフィニッシュとなりました!

【世界体操】内村が個人総合4連覇、加藤2位:その他:スポーツ:スポーツ報知.

男子個人総合決勝が行われ、ロンドン五輪金メダルの内村航平(24)=コナミ=が合計91・990点を挙げて圧勝し、2009~11年大会を合わせて前人未到の4連覇を達成した。総合力を問われる同種目で、昨年のロンドン五輪を含めて5年連続で世界一になった。

 ロンドン五輪代表で、初出場の加藤凌平(20)=順大=も90・032点で銀メダルを獲得した。日本勢の1、2位は05年大会以来3度目となった。

 内村は6種目全てに難しさと美しさを備えた演技を見せ、世界選手権の個人総合で通算3度制覇した女子のスベトラーナ・ホルキナ(ロシア)を抜いて優勝回数で単独トップに立った。種目別を加えた金メダルは5個目で、日本選手最多の7個を誇る中山彰規、監物永三に次ぐ数となった。

結果はこちら。

All-Around Competition Result.

内村はまさにキング!エンペラー!ジムナスティックス・モンスターですね!!

ロンドンオリンピック以降はけがの治療で少しブランクもありましたが、やはり強さは変わりませんでした。

床の着地で少し動くなど、らしくないところも見られましたが、それでもすべての種目で15点台を出し、91.990という圧倒的な強さ。

加藤も安定感のある演技で、90点台にのせ、成長の証を見せつけました。
お父さんの加藤 裕之さんのほうが緊張してましたね(笑)。
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新技「シライ」を 国際体操連盟技術委が承認 -世界体操2013

ゆかの「後方伸身宙返り4回ひねり」と、跳馬の「伸身ユルチェンコ3回ひねり」が、「シライ」として命名されたようです!

新技「シライ」と命名 国際連盟技術委が承認 ― スポニチ Sponichi Annex 体操.

国際体操連盟(FIG)のブッチャー男子技術委員長は1日、世界選手権予選で白井健三(神奈川・岸根高)が決めた新技で床運動の「後方伸身宙返り4回ひねり」、跳馬の「伸身ユルチェンコ3回ひねり」が「シライ」と命名されたことを明らかにした。同日の男子技術委員会で正式承認された。跳馬では同じく成功した金熙勲(韓国)と合わせ「シライ/キム」と連名になる。

 同技術委員長は「床運動の新技は完璧な出来で疑問の余地はなかった。会議でも反論は一切なかった。跳馬で白井の名前が前になったことに特別な理由はない」と説明した。つり輪で披露した加藤凌平(順大)とオーストラリア代表の塚原直也(朝日生命)の新技も認められた。塚原は二つの技に挑戦したが、一つのみという。

 新技の名前はFIGが来年予定する採点規則の改訂で掲載される見通し。

「伸身ユルチェンコ3回ひねり」は、韓国のキム・ヒフンも成功したので、連名になるようです。
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白井、跳馬とゆかで新技を決める -世界体操2013

予選に日本選手が登場し、新技の命名に期待がかかる白井健三が、跳馬とゆかで見事新技を成功させました。

【世界体操】白井、2種目で新技決めた:その他:スポーツ:スポーツ報知.

体操 世界選手権第1日(30日、ベルギー・アントワープ) 男子予選1班で初出場の17歳、白井健三(神奈川・岸根高)が床運動で新技の後方伸身宙返り4回ひねりを決めて16・233点、跳馬でも新技を披露して14・916点をマークし、ともに種目別のトップに立った。

 2種類の技の平均点で順位を決める跳馬では1回目に新技の伸身ユルチェンコ3回ひねりに挑み、15・400点を出した。10月1日の最終4班終了後、個人総合は24人、種目別は各8人(各国・地域最大2人)の決勝進出者が決まる。

 亀山耕平(徳洲会)はあん馬で15・400点の2位。山室光史(コナミ)はつり輪で15・500点の2位、鉄棒で14・466点の4位。平行棒の田中和仁(徳洲会)は13・600点で敗退が決まった。2004年アテネ五輪団体総合金メダルの36歳、塚原直也(朝日生命)はオーストラリア代表として出場した。

亀山は、大会全体の中でも最初の演技者ということで、かなり緊張したと思いますが、見事な演技だったようです。

山室のつり輪はこちら

力強い、魅せる演技ですね。

田中和仁は、左肩を痛めていたようで、かなりつらそうでしたが、最後まで通し切ったその姿勢に拍手を送りたいです。

そして、見事に新技を成功させた白井の床の演技はこちら

初出場の高校生とは思えない、堂々とした演技ですね。
注目の4回ひねりも、ピタリと着地を決めました。見事です。

跳馬の演技はこちら Continue reading “白井、跳馬とゆかで新技を決める -世界体操2013”

男子予選の演技順まとめ -世界体操2013

いよいよ明日から予選が始まります。

予選の演技順をまとめておきたいと思います。

【世界体操】内村は予選3班で平行棒から 30日開幕 – MSN産経ニュース.

体操の世界選手権に出場する男子日本代表の水鳥寿思監督は26日、個人総合4連覇に挑む内村航平(コナミ)を、開幕日の30日に始まる予選の3班に起用する意向を明らかにした。内村は平行棒からの演技となる。

内村とともに全6種目の個人総合に出場する加藤凌平(順大)は10月1日に行われる最終4班で床運動からのスタート。種目別の床運動と跳馬に出場する17歳の白井健三(神奈川・岸根高)、つり輪で2011年の前回大会銅メダルの山室光史(コナミ)、あん馬の亀山耕平(徳洲会)、平行棒と鉄棒の田中和仁(徳洲会)はいずれも30日の1班に登場する。(共同)

9/30
1班:あん馬→つり輪→跳馬→平行棒→鉄棒→ゆか
亀山耕平:あん馬
山室光史:つり輪
白井健三:跳馬、ゆか
田中和仁:平行棒、鉄棒

3班:平行棒→鉄棒→ゆか→あん馬→つり輪→跳馬
内村航平:個人総合

10/1
4班:ゆか→あん馬→つり輪→跳馬→平行棒→鉄棒
加藤凌平:個人総合
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ゆかの後方伸身宙返り4回ひねりに「シライ」命名の可能性  -世界体操2013

以前より、跳馬の「伸身ユルチェンコ3回ひねり」で「シライ」と命名される可能性があると、話題になっていましたが、ゆかの「後方伸身宙返り4回ひねり」も「シライ」と命名される可能性があるようです。

【世界体操】床運動、新技で「シライ」命名か – MSN産経ニュース.

 日本体操協会の竹内輝明審判委員長(国際審判員)は27日、世界選手権(30日開幕・アントワープ=ベルギー)に初出場する17歳の白井健三(神奈川・岸根高)が床運動で、「後方伸身宙返り4回ひねり」を決めた場合に「シライ」と命名される可能性があることを明らかにした。

 体操では五輪や世界選手権で初めて成功した技に選手の名前が付けられる。床運動でF難度の大技は採点規則に明記されているが、成功例がないという。白井は新技「伸身ユルチェンコ3回ひねり」に挑戦する跳馬で注目を集めていた。

 加藤凌平(順大)はつり輪で新技申請をしており、平行棒の降り技「ヒロユキカトウ」を考案した日本代表コーチの父、裕之さんに続いて名前が残る可能性がある。

跳馬の「伸身ユルチェンコ3回ひねり」と、ゆかの「後方伸身宙返り4回ひねり」の両方が成功した場合、

「ゆかと跳馬に自分の名前の技を持つ高校生」

が誕生するということですね!

ゆかと跳馬のスペシャリストというのは、今までの日本選手にはいなかったタイプなので、新しい日本の体操スタイルの象徴となっていくかもしれませんね。

そして、加藤もつり輪の新技で命名される可能性があるようです。
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世界体操2013  日程まとめ

来週から始まる世界体操競技選手権大会の日程についてまとめておきたいと思います。

まず、全体的な日程はこちら。

第44回世界体操競技選手権大会 – 日本体操協会 | Japan Gymnastics Association.

【期日】
9月27日(金)・28日(土) 男女ポディウム練習
9月29日(日) 女子ポディウム練習
9月30日(月) 男子予選(1-3班)
10月1日(火) 男子予選(4班)および女子予選(1-2班)
10月2日(水) 女子予選(3-5班)
10月3日(木) 男子個人総合決勝
10月4日(金) 女子個人総合決勝
10月5日(土) 男女種目別決勝前半種目
10月6日(日) 男女種目別決勝後半種目

参加者リストはこちら
男子参加者リスト
女子参加者リスト

これをみると、男子の各選手のエントリー種目は

内村、加藤:個人総合
白井:ゆか、跳馬
田中和仁:平行棒、鉄棒
山室:つり輪
亀山:あん馬

ということです。

まあ、想定通りですね。

9/27からポディウム練習が始まり、9/30からいよいよ予選です。
予選のグループ分けはこちら
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体操選手団、世界選手権の合宿の地オランダへ出発 -世界体操2013

昨日、日本選手団が世界選手権の開催地、アントワープに出発しましたね。

【体操】4連覇狙う内村、吉田の11連覇に刺激 世界選手権へ出発 – MSN産経ニュース.

 体操の世界選手権(30日開幕・アントワープ=ベルギー)で男子個人総合4連覇に挑む内村航平(コナミ)が20日、出発前の成田空港で取材に応じ、レスリング女子の吉田沙保里(ALSOK)が世界選手権で11連覇したことを受け、「朝からかなり刺激になるニュースだった。勝ち続けるのは大変で、自分との戦い。自分らしく美しい演技をしたい」と意気込んだ。

 男子で史上最年少代表の17歳、白井健三(神奈川・岸根高)は床運動、跳馬に出場する見込みで、「楽しみの方が大きい。早く現地入りして練習したい」と待ち切れない様子。内村は「今回の代表は全員メダルを取れるメンバーだが、健三は特に世界でも見ない(演技)構成」と期待を寄せた。

内村が少しやつれた感じなのが気になりますが、先日の社会人選手権も全種目15点台の貫禄勝ちでしたから、問題ないでしょう。

個人総合4連覇、お願いします!

白井健三も楽しみですね。

あの床の演技を見せつけて、世界をあっと言わせてほしい!

そして、跳馬のユルチェンコ3回ひねりも、技に名前がつくかどうかも含めて楽しみです。

スポーツライターの矢内 由美子さんのブログに、選手たちの写真が載っていました。
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派遣標準得点をめぐる戦い - 67回全日本種目別選手権 後編

かなり遅くなってしまいましたが、種目別選手権の後編です。

■跳馬(派遣標準得点15.400)

跳馬は跳躍から着地の一瞬で結果が出るので、見ていてわかりやすい種目です。
さらに種目別の場合は、各選手が大技にチャレンジしてくるので、とても見応えがありますね。

この種目の優勝候補は跳馬のスペシャリストの斎藤。

その斎藤は、1本目にヨー2、2本目にロペスを跳びましたが、どちらも着地が乱れ、ラインオーバーなどミスが出てしまいました。

優勝は早稲田の小倉。

斎藤と同じ、ヨー2とロペスですが、1本目にロペスを跳んでいました。

自分が観戦していた席の前に、小倉の出身校である習志野高校の選手が座っていて、小倉に大きな声援を送っていました。
優勝が決まった時も、かなり喜んでいたのが印象的でした。

■平行棒(派遣標準得点15.900)

平行棒では、田中佑典がD得点をかなり上げた構成で、派遣標準得点を狙うと宣言していたので、注目していましたが、マクーツで足をぶつけるミスが出て、シャルロから次に技につなげるところで、降りてしまいました。

シャルロからヒーリーにつなげるということだったので、見てみたかったですね。
残念。

そして、平行棒のスペシャリスト、田中和仁は、下りの前の車輪で少し乱れてしまい、その影響で着地で着地が乱れ、思い切り後ろに転倒となってしまいました。

演技の流れ自体は良かっただけに、もったいなかったですね。

結果、優勝は昨年に続き小林(15.550)の2連覇となりました。

小林は、技を多く入れた演技構成ですが、一つ一つが正確な実施でした。

年齢もかなりベテランの域になってきましたが、どの種目でも上位に入ってくる安定感はさすがです。

■鉄棒(派遣標準得点16.300)

鉄棒では、植松がコールマン~コバチ~ゲイロード2の3連続を入れて、派遣標準得点を狙うといわれていました。 Continue reading “派遣標準得点をめぐる戦い - 67回全日本種目別選手権 後編”