楽しみな若手の活躍 第68回全日本選手権 決勝観戦レポート その2

その1はこちら

存在感を増す大学生

この大会では、大学生、さらには高校生の活躍が目立ちました。

前日の予選3位だった日体大の神本 雄也は最終種目の鉄棒のコールマンで落下してしまい、順位を大きく落としてしまいました。
それまではミスも少なくいい内容だったので、残念でしたね。

得意の平行棒は、倒立の姿勢が美しく、静止時のおさまりがすごくいいです。
体の強さも感じられ、この大会では安定感も抜群だったので、鉄棒の落下が悔やまれますね。

第1グループに入っていた同じく日体大の武田 一志は、終始キレのある演技で、最終的に4位となりました。

今後加藤、野々村のライバルになる選手たちだと思います。

スーパー高校生の活躍

話題の白井は、ゆかの「シライ」「シライ2」、跳馬の「シライ・キムヒフン」を見せてくれました。
跳馬ではラインオーバーなどもあり、そこまで得点は伸びませんでしたが、総合で16位と大躍進です。

本人もオールラウンダーを目指すと宣言していますので、床と跳馬以外の種目の底上げを頑張ってほしいですね。

個人的に注目している、清風高校の千葉健太は、総合13位でした。
体は小さいですが、線が美しく、しなやかな体操を見せてくれる選手で、今後に期待したいです。

ほかには、27位に入った習志野市立の萱 和磨、30位の市立船橋、谷川 航など、楽しみにな選手もたくさんいます。

谷川 航の跳馬は着地もピタリで15.000。すばらしかったです。

現在高校生の選手たちは、東京オリンピックの頃には中心選手になっているはずなので、注目していきたいです。

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