ロンドン五輪男子代表紹介のラストは、もはや説明不要の世界チャンピオン、内村です。
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内村 航平(うちむら こうへい)
所属:KONAMI
生年月日:1989年1月3日
身長:161cm
得意種目:ゆか◆ロンドンオリンピック日本代表◆
[過去の成績]
2012年
全日本選手権:個人総合優勝
NHK杯:個人総合優勝2011年
全日本選手権:個人総合優勝
NHK杯:個人総合優勝
ジャパンカップ:団体優勝 個人総合優勝
世界選手権:団体2位 個人総合優勝 種目別ゆか1位 鉄棒3位2010年
全日本選手権:個人総合優勝
NHK杯:個人総合優勝
フランス国際:鉄棒優勝 つり輪2位
豊田国際:ゆか優勝 鉄棒2位
ジャパンカップ:団体優勝 個人総合優勝
世界選手権:個人総合優勝 種目別ゆか2位 平行棒3位2009年
全日本選手権:個人総合優勝
NHK杯:個人総合優勝
豊田国際:ゆか優勝 鉄棒2位
ジャパンカップ:団体優勝 個人総合優勝
世界選手権:個人総合優勝 種目別ゆか4位 鉄棒6位2008年
全日本選手権:個人総合優勝
NHK杯:個人総合2位
北京五輪:団体2位 個人総合2位 種目別ゆか5位
内村の演技は2006年の全日本選手権で初めて見ました。
当時は東洋高校の3年生で、ゆかのタンブリングのスピード感が他の選手と明らかに違っていて、いい動きをしている高校生だなと注目していました。
このときは個人総合で8位。
翌年、日本体育大学に進み、じわじわと頭角を表し、2008年に入ると一気にトップ選手となり、そのまま北京五輪の代表に選ばれました。
北京五輪のときはチーム最年少で、やんちゃな末っ子という雰囲気でしたが、いまでは風格とオーラを身にまとったチャンピオン。
個人総合の決勝では、あん馬で2度落下しながら当時エースだった冨田を上回る銀メダルを獲得して世間をあっと言わせました。
先日NHKで放送された「ミラクルボデイ」で語っていた、宙返り中にひねりを”ほどく”という技術はかなり特殊かつ高度な技術だと思います。
おそらくほかにできる選手は世界でも少ないのではないでしょうか。
家が体操クラブで、小さい頃からトランポリンで遊んでいたのは有名な話ですが、体操に必要な空中感覚や動体視力も、常人離れしたものを持っているということを改めて認識しました。
演技の特徴は空中姿勢の美しさ、ひねりの鋭さ、技の雄大さ、etc・・・、といろいろありますが、なによりもあの”着地”です。
採点方式の変更後、技の難度がどんどん上がるなかで、あれほど高い確率で着地を決める選手は稀です。
ちょっと大げさですが、内村の着地は、見るものを幸せにする力があるように思います。
体操史上最強の個人総合チャンピオン!といっても言い過ぎではないでしょう!