第66回全日本体操競技選手権大会みどころ

全日本選手権が、いよいよ来週に迫ってきました。
五輪代表を決める大会のひとつなので、注目ですね!

まず、この全日本選手権は、個人総合の大会。
選手それぞれの6種目の合計を競います。

1日目の得点で、男子は上位35名+内村、女子は上位24名が2日目に進出します。
そして2日目が決勝となり、2日目の得点だけで順位が決まります。

オリンピック代表の最終選考となるNHK杯へは、男子23名、女子24名が進出します。

見どころ
五輪の選考方法に関して、1月に体操協会ブログで発表された記事が削除されているのですが、その時の内容のままであれば、今回の選考は鉄棒、ゆかを重要視するので、この2種目の上位に誰が入ってくるのかは要チェックです。

参考:ロンドン五輪 日本代表選手・選考方法決定

また1日目のⅡ班の2組で、田中和仁、佑典の兄弟が同じ組になっていますね。

班編成はこちら。
男子
女子

五輪の選考がスタートするというプレッシャーのかかる大会で、兄弟が近くにいるというのは心強くもあり、刺激しあえるのではないでしょうか。

ちなみに田中佑典は今年からKONAMIの所属になり、正式な入社はこれからですが、先日のKONAMIチームの試技会にも参加しています。


すでに五輪代表内定の内村は?

すでに五輪代表が内定している内村は、この大会は出場しなくてもよいのですが、あえて出場してくるようです。

おそらく鉄棒でトカチェフひねり、伸身コールマン、もしかしたらシャハム(コバチ1回半ひねり)を含む五輪用の演技構成を見せてくれるでしょう。
チャレンジングな演技構成を”試合”という状況で試すには絶好の機会です。

また、内村は全日本選手権4連覇中なので、5連覇したいという気持ちが強いのだと思います。
ちなみに鶴見は現在6連覇中(!)です。

とにもかくにも、いよいよオリンピックの選考がスタートするので、誰が代表になるのかドキドキしながら見たいと思います。

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