体操世界選手権2011の東京での開催がほぼ決定

体操世界選手権2011の東京での開催がほぼ決定。

スポーツナビ | その他 | 体操 | ニュース|東京開催、承認へ=「風評被害」一丸で食い止め―体操.

International Gymnast Magazine Online – FIG EC Votes to Keep 2011 Worlds in Tokyo

東日本大震災と、その後の福島原発の事故の影響で、開催地の変更も検討されていた世界体操選手権ですが、開催地をを変えるには科学的根拠が乏しいということで、国際体操連盟(FIG)の評議員会(21、22日)でそのまま東京で開催することが決まったようです。

ロシアが代替開催地に名乗りを上げたことで危機感が強まり、日本体操協会関係者に加えて、文部科学省の関係者らも同行したとのことなので、その努力が報われた形です。

これは一安心ですね。

また、ドイツのハンビュヘンが、先週日本のKONAMIに練習に来ていたらしく(ちょくちょく来ているらしい)、開催地となる東京体育館と、練習場所となる代々木第一体育館に足を運び、安全面で問題がないことを発言しています。

ただ、ヨーロッパとロシアの体操協会が選手の派遣に慎重になっているようです。

世界選手権はロンドンオリンピックの予選も兼ねているで、もし、ヨーロッパ、ロシアの選手が不参加となった場合、ロンドンオリンピックもそれらの選手が不在ということになります。

それはあまりにもさびしいので、そうならないように願うばかりです。

まあ、ヨーロッパ、ロシア勢がいてもいなくても、個人総合では内村が金メダルだと思いますけどね!!

世界選手権の東京開催 投票なら東京優勢を想定

日本体操協会は、10月の世界選手権を東京で開催するかどうかを検討する、国際体操連盟(FIG)の評議員会(21、22日)で、投票となった場合は、東京での開催が過半数を大きく超えて優勢と分析しています。

スポーツナビ | その他 | 体操 | ニュース|投票なら東京優勢想定 体操の世界選手権.

ヨーロッパ勢と、ロシアは、日本には選手を派遣したくないというスタンスのようですが、アジア、アフリカ勢は東京開催を支持してくれるという想定のようです。

どこかでアジア、アフリカ勢の考え方が、変わらなければいけそうと言うことでしょうか。

もうアリーナ席のチケットを抑えちゃったので、何とかがんばってほしいです!

第50回NHK杯詳細情報

6/11~12開催のNHK杯の詳細情報がUPされています。

第50回NHK杯情報 | 日本体操協会公式ブログ | スポーツナビ+

演技順の表もあって、先日の全日本選手権の順位でグループ分けをしていますね。

日本代表の選考方式についてで書いたように、男子はこの大会で世界選手権の代表が決まります。

計算の仕方は

(全日本の2日間合計÷2)+ NHK杯2日間合計

という方式で、このNHK 杯の得点のほうが大きくなってくるので、各選手も気合いが入っていると思います。

個人総合上位3名のうち、内村はケガで棄権などのアクシデントがない限り決まりだと思いますが、残りの2人は結構接戦なので、見ものです。

田中和仁、佑典の兄弟同時とかになったら面白いな~。
とはいえ、小林選手はかなり安定感が出てきているので、いい試合になると思います。

残りの種目別3名については、床、跳馬のスペシャリストが優先的に選ばれるので、沖口は結構有力かな。

個人的には加藤、野々村の高校生コンビに注目していて、加藤は床でいい得点を出しているので、代表入りの可能性もあると思ってます。

女子に関しては、NHK杯の後代表を8~10名選出し、その後会議を経て6人の代表を決めるということです。

鶴見、田中は2大エースという雰囲気になってきているので、残りの枠に誰が入ってくるかというところだと思います。

若手の寺本、笹田あたりに期待したいですね。

私は2日目の6/12に見に行く予定。
楽しみ~

アテネ五輪メダリストの米田が福島で体操指導

日本体操協会から、被災地支援のためにアテネ五輪団体金メダリストの米田を派遣し、簡単にできる体操を指導するそうです。

スポーツナビ | その他 | 体操 | ニュース|米田氏、福島で体操指導=五輪金メダリスト

体操といっても、運動不足の解消や体をほぐす目的の簡単なもののようです。

避難所などではあまり運動もできないでしょうし、震災後は車の中で寝泊まりする人がエコノミー症候群ので、その予防のためとも言えそうです。

簡単な体操だったら、わざわざ金メダリストが行くほどのことでもない気もしますが、”金メダリスト”が行くことに意味があるんでしょうね。

高校の体育館で指導するということなので、もしかしたら模範演技なんかもやるのかも。

体操の演技が、被災者のひと時の楽しみになるのであれば、それもいいかなと思います。

米田選手は以前もホノルルマラソンに出場していたこともあったし、こういった活動を精力的にやっていますね。

素晴らしいと思います。

鉄棒のコバチをする体操ロボットの動画

International Gymnast Magazineのサイトで、面白い動画が紹介されていました。

International Gymnast Magazine Online – Gymnastics Robots Impress on YouTube

なんと鉄棒の離れ技「コバチ」をするロボットです。

コバチ(Kovacs-horizontal bar)鉄棒ロボット6号

 

反動の付け方が弱く、バーをつかんだ後に、反対に落ちてしまっています。
おしい!

ヒザが伸びてるんで、屈伸ですかね(笑)。
そもそもヒザの関節が無いようにも見えますが・・・。

それでも、最初のけあがり(?)から、車輪に入り、コバチに備えて反動を付けるところまでは本当に人間の動きにそっくりですね。

こちらのロボットの作者の方は、他にも段違い平行棒に挑戦していたり、いくつか動画があるようなので、また紹介したいと思います。

全日本選手権 感想 女子編

今週ちょっと忙しくて、更新が滞ってしまいましたが、全日本選手権の感想の続きです。

■女子
鶴見の安定感はやはり頭一つ抜けてる感じで。

少しミスもあったみたいだけど、技中に構成をかえてうまくしのいでました。
この辺は大舞台を経験しているからこそかと。

18歳なのに、6連覇。
経験で言ったらもはやベテランの域では?

あと、最近テレビでも取り上げられてるからか、田中理恵への注目の高さはすごかったです。
演技の時はカメラマンが一斉にシャッターをきるきる。

特に段違い平行棒で「マロニー」を成功させたときは、会場全体から拍手が起こってました。

あのビジュアルだし、今年は日本で世界選手権もある(まだ開催が微妙ですが)ので、対世間へのPRとしてはうってつけだと思いますが、ちょっと過剰な気もするので、本人への負担にならない範囲でやってもらいたいものです。