女子代表が予選を5位で通過し、ロンドンオリンピック出場権を獲得しました。
ホントにドラマティックな展開でしたね。
跳馬のウォーミングアップ中に飯塚が怪我をしてしまうというアクシデントがあり、間違いなく動揺はあったんでしょうが、直後に1番目に跳んだ新竹が、動揺を全く感じさせない跳躍で驚きました。
世界大会の経験の多さからとは思いますが、各種目で1番手に演技をしている新竹の精神力はすさまじいものがありますね。
さらに急遽跳躍することになった寺本(おそらくウォーミングアップもしていなかった)の演技は素晴らしかった!
試合後のインタビューで「自信があった」というようなことを言っていたのが印象的でした。
よく「練習は裏切らない」と言いますが、まさにそういう心境だったのではないかと。
ここから、これまでの強化がうまくいったんだなということが感じられました。
その後の段違い平行棒は、集中力が神がかり的に高まっていって、オーラが放出されているような演技の連続でした。
美濃部の着地はしびれましたね、コーチのガッツポーズのほうが目立ってた気もしますが(笑)。
アクシデントを全員で乗り越えることで、チームの結束が高まっていく様子がすごく感じられました。
後は会場の雰囲気も,声援が演技を後押ししている感じすごく良かった。
飯塚にとっては、つらい世界デビューとなってしまいました。
決勝に出場できるかどうかはまだ分かりませんが、あの手足の長さと脚力は今までの日本の女子にはいないタイプなので、また頑張ってほしいと思います。
団体決勝も楽しみですね。
上位アメリカ、ロシア、中国の上位3チームは、かなり手ごわいですが、そこに割って入るような展開を期待したいと思います。