体操男子チームが帰国しました。
体操男子 内村選手ら帰国会見 NHKニュース.
※記者会見の動画が見れます
今回は内村にとっても予想外のミスが何度も出て、かなり苦しい大会でしたね。
「北京大会は初めての代表で楽しいオリンピックでしたが、今回は引っ張る立場ですごく苦しかったです。気持ちばかりが先走って体がついてこなかったです」
とコメントしています。
団体での金メダルの気持ちが強すぎで、空回りしている部分もあったということでしょう。
また、内村以外の選手がみな五輪初出場だったこともあり、「なんとしても金メダル」という内村に対して、他の選手の「とにかく思い切ってやろう」というメンタルのギャップもあったのではないかと思います。
それが一概に悪いともいえませんが、中国の勝負にかける気迫と比較したときに、その気持ちの差が出てきたように思います。
あと、言い訳っぽくなるので、本人は絶対に言わないと思いますが、器具が違ったのはかなり大きいと思います。
国内ではセノーという日本製のものを使っているところが多いのですが、今回のオリンピックではフランスのジムノヴァ社の器具が使用されていました。
このジムノヴァ社の器具が、とにかく”堅い”ということで、選手はかなり苦労していたようです。
器具に慣れるために、国内でも早めに試合と同じものを使用することを徹底すべきだと思います。
内村は
「今回の悔しさや苦しさを4年後のオリンピックへの原動力に変えていきたい」
と、早くもリオへの思いを口にしました。
4年後は27歳なので、出場も十分可能だと思います。
また今回世界デビューとなった加藤も、今後楽しみです。
まだ今後も試合が続きますが、ひとまずゆっくり休んでほしいですね。