植松が平行棒で優勝!亀山はあん馬で2位。山室はつり輪3位:2014コトブス国際

ドイツのコトブスで開催された、コトブス国際で、日本の3選手がそれぞれ結果を残しました。

植松:平行棒優勝! 15,550
亀山:あん馬2位 14,900
山室:つり輪3位 15,450

2014コトブス国際 – 日本体操協会 | Japan Gymnastics Association.

植松が平行棒で優勝!
素晴らしい!

決勝は15,550(D得点:6,7 、E得点:8,850 )で、
予選は15,066(D得点:6,5 、E得点:8,566)だったので、
D得点もE得点も両方UPさせたことになります。

素晴らしい!(2回目)

ダイナミックな演技が持ち味の植松。
あまりほかにいないタイプの選手なので、これからも期待したいです。

そして亀山のあん馬の演技(14,900)

予選が15.566だったので、少し点数を落してしまいました。
D得点は変わらず6.6なので、実施で少し減点があったようです。

そしてこちらが、あん馬で優勝したクリスティアン・ベルキ演技(15,550)。 Continue reading “植松が平行棒で優勝!亀山はあん馬で2位。山室はつり輪3位:2014コトブス国際”

派遣標準得点をめぐる戦い - 67回全日本種目別選手権 後編

かなり遅くなってしまいましたが、種目別選手権の後編です。

■跳馬(派遣標準得点15.400)

跳馬は跳躍から着地の一瞬で結果が出るので、見ていてわかりやすい種目です。
さらに種目別の場合は、各選手が大技にチャレンジしてくるので、とても見応えがありますね。

この種目の優勝候補は跳馬のスペシャリストの斎藤。

その斎藤は、1本目にヨー2、2本目にロペスを跳びましたが、どちらも着地が乱れ、ラインオーバーなどミスが出てしまいました。

優勝は早稲田の小倉。

斎藤と同じ、ヨー2とロペスですが、1本目にロペスを跳んでいました。

自分が観戦していた席の前に、小倉の出身校である習志野高校の選手が座っていて、小倉に大きな声援を送っていました。
優勝が決まった時も、かなり喜んでいたのが印象的でした。

■平行棒(派遣標準得点15.900)

平行棒では、田中佑典がD得点をかなり上げた構成で、派遣標準得点を狙うと宣言していたので、注目していましたが、マクーツで足をぶつけるミスが出て、シャルロから次に技につなげるところで、降りてしまいました。

シャルロからヒーリーにつなげるということだったので、見てみたかったですね。
残念。

そして、平行棒のスペシャリスト、田中和仁は、下りの前の車輪で少し乱れてしまい、その影響で着地で着地が乱れ、思い切り後ろに転倒となってしまいました。

演技の流れ自体は良かっただけに、もったいなかったですね。

結果、優勝は昨年に続き小林(15.550)の2連覇となりました。

小林は、技を多く入れた演技構成ですが、一つ一つが正確な実施でした。

年齢もかなりベテランの域になってきましたが、どの種目でも上位に入ってくる安定感はさすがです。

■鉄棒(派遣標準得点16.300)

鉄棒では、植松がコールマン~コバチ~ゲイロード2の3連続を入れて、派遣標準得点を狙うといわれていました。 Continue reading “派遣標準得点をめぐる戦い - 67回全日本種目別選手権 後編”

やはり内村強し!2位加藤、3位田中佑典 -第67回全日本体操競技選手権

全日本選手権の1日目が終了しました。

男子は、今回がケガからの復帰戦となる内村が、2位の加藤に2.050点という差をつけた圧倒的な強さを見せて1位となりました。

結果はこちら

内村は、つり輪以外の5種目で15点以上を出し、(つり輪は14.900)ブランクを全く感じさせない演技だったようです。

鉄棒の内容が圧巻です。
カッシーナをほぼ完璧に決め、下り技はフェドルチェンコ(後方伸身2回宙返り3回ひねり下り)!

以前から練習しているという話でしたが、やっと公式の大会で披露しましたね。
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コナミの植松が全日本団体・種目別選手権で復帰

今年4月に靭帯断裂の大けがを負っていたコナミの植松鉱治(25)が、11/4~6に開催される全日本団体・種目別選手権で復帰するそうです。

[体操]打倒中国へ!植松11月・全日本選手権で復帰:ニュース:スポーツ:スポーツ報知大阪版.

靭帯断裂という大ケガだったので、今シーズン中の復帰は難しいと思われていましたが、驚異の回復力で間に合ったようです。

昨シーズンあたりから力を伸ばしてきていて、2010世界選手権ロッテルダム大会では個人総合8位という好成績を残しています。

中でも鉄棒はG難度の伸身コールマン(カッシーナ)を含む、日本選手の中では最高クラスのD得点7.4の演技構成を持っており、日本の武器になるはずです。

半年以上試合から遠ざかっていたので、まずは試合勘を取り戻すところからですが、植松本人としても、ロンドン五輪に向けて自分の存在をアピールしておきたいでしょうから、モチベーションも高いと思います。

これでロンドン五輪の代表争いもまた激しさを増してきますね。

個人的には団体での打倒中国に必要な最後のピースではないかと思っているので、期待したいです。