NHK杯1日目が終了しました。
NHK杯結果と現在の代表選考得点
■男子は田中和仁、女子は田中理恵がトップ
男子は田中和仁がミスのない演技で91.300をマークし、トップ。
代表争いの総合得点でも181.200とトップをキープしています。
女子は先日全日本選手権を初めて制覇し、絶好調の田中理恵。
兄妹2人でトップを独占という状況です。
■代表争いと2日目の見どころ
気になる代表争いについてですが、まず第1の条件
(1)「ゆか」または「鉄棒」において1 位を2 日以上獲得した選手2 名を代表とする。
ゆかでは順天堂大学1年の加藤凌平が15.250でトップでした。
加藤は全日本選手権の1日目と合わせて2回目のトップなので、上記の条件を満たしています。
ただし、沖口も全日本選手権の2日目で1位を取っているので、NHK杯2日目でトップになれば2回ということになり、その場合どちらが選ばれるのか注目です。
鉄棒では、田中佑典が本領を発揮し、15.800という高得点。
そして2位は植松。
植松は全日本選手権の2日目でトップをとっていて、総合得点では少し遅れをとっていましたが、昨日で12位まであげてきました。
NHK杯2日目で2人のどちらかがトップをとれば代表にぐっと近づくので、鉄棒は注目ですね。
(2)上記以外で11名の中で最上位の選手1名を代表とする
総合では現在田中和仁がトップですが、2位の野々村との差は0.65と、落下1回でひっくり返る差です。
ここの争いも見ものですね。
(3)上記以外で全日程・全種目での総ポイント最上位者1 名を代表とする。
これはつり輪で3日間トップをとっている山室でしょう。
全日本選手権ではミスが出て、少し出遅れていましたが、しっかり調整してきて、現在総合でも3位です。
やはり世界選手権個人総合銅メダルの実力は伊達じゃないですね。
内村は3種目のみの出場ですが、鉄棒でリューキンを含む、D得点7.9の演技構成をためし、結果16.750という驚異的な得点。
4月の全日本選手権では、同じ演技構成でミスが出たので、そのリベンジを果たした形です。
しかし順天堂大1年コンビの野々村と加藤は恐ろしいですね。
怖いもの知らずとはまさにこのことでしょう。
以下に内村のコメントがありました。
時事ドットコム:世界王者も驚く新鋭=加藤と野々村、五輪へ前進-体操NHK杯.
世界王者内村をして
「大学1年生にしては強過ぎて、笑いが出た。あの安定感はちょっとおかしい」
と言わしめる若手2人の活躍は期待したいですね。
■女子は田中理恵がトップ、鶴見も6位に浮上
女子は田中理恵が2位以下を大きく引き離しています。
そして2位に、笹田と寺本の16歳コンビが同点で並んでいます。
手首の故障で出遅れていた鶴見ですが、昨日は田中理恵に次ぐ2位の得点を出し、代表争いでも5位に0.600差の6位に浮上。
やはり実力のある選手なので、明日の演技しだいで代表入りもあるでしょう。
ここも注目したいと思います。
ひとつ気になったのは、全日本選手権を終えた時点で6位という好位置につけていた飯塚が腰痛で棄権したこと。
頑張り次第で代表も十分あり得たので、この棄権は相当悔しいでしょう。
飯塚は世界選手権でも演技直前の練習でけがをして棄権したりと、いろいろあった選手です。
まだ若いので、これに腐らずに頑張ってほしいと思います。
2日目は会場で観戦します!