世界体操2011 見どころ(団体決勝)

■団体決勝(女子10/11 男子10/12)
団体決勝はなんといっても男子が金メダルを取れるかどうかでしょう!
最大のライバルはやはり中国。

先日のジャパンカップの個人総合で、内村に次いで銀メダルを獲得した廖秋華
、つり輪の名手陳一氷など、やはり強いチームです。

ただし、北京オリンピックでは7.250あった点差が、昨年の世界選手権では1.228まで縮まって来ています。
昨年の世界選手権も、最後にミスがいくつか出たところがあったので、そこをしっかり修正できれば金メダルも取れるはずです。

特に田中和仁は、昨年の世界選手権の最後の鉄棒で落下してしまい、試合後のインタビューでも涙を浮かべていましたから、今年はリベンジに燃えていると思います。

まして今回は地元での開催なので、慣れた環境と慣れた器具でできる日本にはアドバンテージがあるはず。
サッカーでいうところのホームゲームです。

体操競技は基本的に静かに観戦するものなので、サッカーのサポーターほどあからさまに相手チームにプレッシャーをかけることはないですが、何らかのプレッシャーはかけていきたいと思っています(笑)。

日本はE得点で勝負なので、とにかくミスをしないこと!これに尽きると思います。
それぞれがミスの無い演技をすれば、結果はおのずとついてくるはず。

絶対に金メダルを獲ってほしいです!

女子は北京オリンピックで5位、昨年の世界選手権でも5位なので、4強に割って入ることができるかが見所ですね。
難度ではやはりかなわない部分もあるので、とにかくミスをしないでE得点を伸ばすことで、4位以内も見えてくると思っています。

男子団体決勝は会場で観戦します(もちろんアリーナ席)
打倒中国!

世界体操2011 見どころ(予選)

しばらく更新が滞って申し訳ありません。

世界体操に向けて、すでに来日したチームもちらほらとあって、いよいよ大会ムードが高まってきましたね。
当ブログでもこれから大会に向けて、記事をいろいろUPしていきたいと思います。

予選の見所から。

■予選(女子10/7、8 男子10/9、10)
今回の世界体操の予選は、ロンドンオリンピックの予選も兼ねていて、
団体総合予選上位8カ国が決勝に進み、さらにオリンピック団体の出場権が与えられます。

(残り4カ国は2012年の1月にロンドンで行われるプレオリンピックにて、団体予選9~16位の国の中から決定)

つまり、世界体操の団体の予選を突破すれば、そのままオリンピックの出場枠を獲得できることになります。

男子は優勝を狙う位置にいるので、予選突破はまず間違いないと思います。
それよりも通過の順位がポイントです。

予選の順位で決勝の競技のローテーションが決まるのですが、1位で通過したほうが、演技の間の休みが多くなります。

疲労がたまるとミスも出やすくなるので、決勝を少しでも有利に戦うために、休みが多くなる1位で通過したいところです。
女子はまさに当落線上ですね。

アメリカ、中国、ロシア、ルーマニアの4強が飛びぬけいて、5位以下はほとんど差がなく、その日の出来で順位が入れ替わるような状況なので、ミスのない演技を徹底すれば、突破の可能性は十分あると見ています。

オリンピックの出場権がかかっているということで、各国とも本気を出してくるはずなので、この世界体操の予選は一つの大きな見所だと思います。

まずは予選突破とオリンピック出場を決めて、その後の決勝に弾みをつけたいですね。

世界体操2011 エントリー情報

世界体操2011のエントリー情報がFIGのサイトで公開されました。

43rd FIG Artistic Gymnastics World Championships (JPN)
7-16 October 2011 Nominative Registrations

参加選手と、コーチなどのスタッフのエントリー情報がまとまっています。

PDFで19ページの資料です。

とにかく全員の名前が載っているので、見づらいですが、参加選手がはっきりするので、じっくりと見たいと思います。

日本のライバルになるであろう、中国、ドイツ、アメリカあたりはつい一生懸命見てしまいますね。

フィリップ・ボイ、ハンビュヘン、スーガイなどなど、注目選手は今後紹介していきたいと思います。

こういうものが出てくると、いよいよという気がしますね!