男子種目別のゆかに内村が登場。
1番目に演技し、15.800で銀メダルを獲得しました。
金メダルは15.933を出した中国のズー・カイ。
五輪体操:内村、大技封じ銀 男子個人種目別・床運動- 毎日jp(毎日新聞).
昨年の世界選手権で見せた、G難度の大技リ・ジョンソンは実施せず、個人総合と同じ演技構成でした。
個人総合の決勝でも、ゆかに手をつくミスが出ていたので、確実性を取ってE得点で勝負するという判断だと思います。
着地でほんの少しだけ動いたところが数か所ありましたが、最後の3回ひねりをピタリと決めて、”ドヤ顔”が出ましたね。
これで残りの選手にプレッシャーをかけたと思いきや、次に演技したズー・カイがまた完璧な演技。
あの集中力はすさまじかったですね。
改めて中国選手の勝負強さを実感しました。
世界選手権の種目別で内村が勝っているので、リベンジという気持ちもあったと思います。
まあ、スローで見ると、空中でつま先が伸びていなかったり、足が少し割れていたりするので、美しさでは間違いなく内村が上ですね。
そして、ロシアのアブリャジンがD得点7.1という演技構成で、内村とまったく同点の15.800。
同点の場合はE得点が高い方が上位というルールにより内村の銀が決まりました。
本人も納得のいく演技ができたことがうれしいようで、満足そうな表情をしていましたね。
今回は団体総合にかけていたので、種目別は内村にとっておまけのようなものなのかもしれません。
ともあれ、銀メダル獲得おめでとうございます!
平行棒の田中兄弟にも期待ですね!